良く晴れた日の午後、実家に舞い戻った。
故宮と呼んだことはない、紫禁城…
いつ帰っても、居心地の良い城である…
What’s going on in my mind.
焼き鳥を生業とするケンちゃんと最初に知り合ったのはかれこれ30年前に遡る。西川口駅前、立ち飲み「次郎」が東口と西口の最高の立地に存在する。ケンちゃんは25年ほど東口の顔だった。オートレースの始まる前後、はたまたキャバクラ同伴又はアフターの際、良く立ち寄った。焼き鳥を丁寧にウチワを小まめに振りながら仕上げる職人の手捌きは多くの昼酒ファンを獲得したものだ。3年ほど前から独立した先が分からず見かけることはなかったが、西新井「やきとりケンちゃん」で元気に仕事をしていることを知ったのが昨年の10月だった。不慣れな土地を方々散策しながら、やっとのこと辿り着きマスターに再会した時は何とも感無量であり、脱力感を伴いながらの酎ハイもまた格別であった。驚いたのは私の実家近くにある居酒屋大将で知り合った林将棋名人とケンちゃんとの関係だ。いつも青木公園で真剣で指していたらしいが強すぎて相手がいなくなってしまった林さん。伝説の真剣師小池重明の話などをしているうちにかってケンちゃんの下で働いたことが分かり意気投合した。時期的には私がいわき市でパチンコ店を経営していた頃であり、西川口から遠ざかっていた頃だ。早速タクシーで環七を飛ばし西新井に行くこととなったがあいにくケンちゃんは大好きなタイ国パタヤ詣での由、留守中であり大変寂しい思いをした。仕方なく私のなじみのいる下北沢やら赤羽、川口のスナックのハシゴ酒となり、とても賑やかな夜となった。それはそうだ名前の字画数からその女の子の未来を当てる能力がある林さんが丁寧に女の子の苗字画数を見る。ワタシもワタシもと行列が出来たのは言うまでもない。初春の夜風が気持ち良いミッドナイトdrinkであった。
夢のような 過去は消えて行く
ひとりだけで ただ歩く
もう誰も いない
チュ・・・誰も チュ・・・いない
チュ・・・ひとりだけでただ歩く
風が運ぶ 春はさけて行く
ひとりだけで まだ唄う
この俺を笑う
チュ・・・誰も チュ・・・いない
チュ・・・ひとりだけでただ唄う
「もういい歳なんだから、好きなことだけをやればいいのよ…」
その時、彼が最もしたかった事と言うのは、そういうことを言う彼女との関係をキレイさっぱりと一秒でも早く清算したいということだけだったのに….
忘記他
忘記他 等於忘掉了一切
等於將方和向拋掉
遺失了自已
忘記他 等於忘盡了歡喜
等於將心靈也鎖住
同苦痛一起
從來只有他
可以令我欣賞自已
更能讓我去用愛
將一切平凡事 變得美麗
忘記他 怎麼忘記得起
銘心刻骨來永久記住
從此永無盡期